【ウッドプランクグリル】魚丸焼きのすすめ | キャンプに行こう!ワイルドバーベキューレシピ

【ウッドプランクグリル】魚丸焼きのすすめ | キャンプに行こう!ワイルドバーベキューレシピ

今回ご紹介するキャンプ術は魚の丸焼きです。
丸焼きといっても、そのまま網にのせて焼くのではなく薪の上に直接のせて焼き上げる、いわゆるウッドプランクグリルです。

肉や、ハンバーグ、海老などをウッドプランクグリルで焼いた写真もご用意いたしました。
是非最後までご覧下さい。

魚の丸焼き、ウッドプランクグリル

トップ画像にもなっておりますお魚ちゃん「ムラソイ」
このムラソイも丸焼きにしました。

慣れてくると、このように木を水に浸すことなく、木の位置や向きを変えながらしっかりと焼き上げることが出来ます。

っが、まずは正当なウッドプランクグリルのレシピをご紹介いたしましょう。

魚、ムラソイの丸焼き

基本的なウッドプランクグリルのレシピ

薪やウッドプランク専用の木を水に浸します。
このように水分を含ませて、燃えないようにしておくと使いやすいですよ。

そして、この木の上で肉や魚、野菜などを焼くのがいわゆる「ウッドプランク」という手法になります。

他にもワインを染み込ませて、牛肉を焼いたりするのも良いですね。
初めての方は薪を使ってウッドプランクをやるより、少し高いですが、専用の板を購入する方がよろしいかと思います。

こちらの専用板を利用の場合は大きめのジップロックに水やワインなどと一緒に入れておくと、少なめの水分量で十分に吸い込ませることが出来ます。

また自身で薪等を用意する場合は防腐剤が付着していないものを選んでくださいね。

まずは肉を焼いてみよう

板にしっかり水分を含ませたことで、板自体が燃え尽きず、肉に香りがついて美味しく仕上がりました。

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ステーキ肉のウッドプランクグリル

水分をしっかり含ませないとこうなります

ハンバーグのウッドプランクグリル、焼き始め前
ハンバーグのウッドプランクグリル、焼き上がり失敗

板が燃え尽きて真っ黒こげの失敗例です。
面倒くさがらずに、板にしっかり水分を含ませましょう。

いよいよ魚丸焼きウッドプランクレシピ

魚の調達

まずは魚の調達。
スーパーや鮮魚店で買ってきても良いのですが、やっぱりワイルドにいきたいですよね。
海と向き合って釣りあげます。

30㎝のアイゴ。
ヒレに毒があるので注意。

よく臭いと言われていますが、こちらはどうでしょう?とにもかくにも自分で釣り上げた魚。臭かろうが何だろうが美味しくいただきます。

アイゴが釣れた

こちらはムラソイ。
カサゴかなと思ったのですが、よくよく調べたらムラソイという魚でした。

2匹釣れたので1匹は友人におすそ分け。

ムラソイが2匹釣れました

魚の下拵え

次に魚の下拵えです。
綺麗に鱗、内臓をとります。

なんて嘘です。
鱗?取りません。
内臓?取りません。

丸々焼くだけです。ただただワイルドに。
後に説明いたしますが、これで十分なのです。

焼いてみよう!

<焼きパターン1>
薪を水に浸さない方法

薪を水に浸さないメリットは、焼いている時に水蒸気がやたらとモクモク出ないという事。
デメリットは熱の管理が大変な事です。

ムラソイの丸焼きはこのパターン1で焼き上げました。
薪の上に置いて、薪の上部、つまり焼き台となっている面が焦げてきたり、直火が当たるようになってきてしまったら、魚と薪の間に新しい薪を入れるなどをして温度調節をしてあげます。

魚の丸焼き

そうすると、このように綺麗に焼きあがります。

焼いている過程で鱗などは勝手にはがれていきますし、皮もぺろりと向けて食べやすいですよ。

ムラソイが美味しく焼きあがりました。

<焼きパターン2>
薪を水に浸して、水分を含ませる方法。
この方法のメリットは温度管理が楽な事。
デメリットはパターン1とは逆で水蒸気がモクモクになる事です。

アイゴをこの方法で丸焼きにしました。
焼き上がり時に頭を左にしたいので逆の面から焼き始めます。

アイゴのウッドプランクグリル

ちなみにアイゴのヒレには毒があるので注意と書きましたが、アイゴの毒はタンパク質で出来ておりますので熱で毒素は消えます。

これだけ火があがっても板が燃えず、焦げたりもせず残っています。
板を足したり、移動させて温度管理に注意したりする必要などなく綺麗に焼きあがります。

板自体はかなり反ってきてはいますね。

アイゴも美味しく焼きあがりました

実食と感想

【ムラソイのウッドプランクグリルの感想】
歯ごたえ、食感がかなりしっかりしていて驚きました。
キャンプじゃなかったら、サクにしてキッチンペーパー巻いて数日寝かしても美味しい刺身になるんじゃないかなと思います。
煮つけもよさそうですね。

また、身もしっかりしているし、ウッドプランクという手法で焼くのにも適した魚だと思います。


【アイゴのウッドプランクグリルの感想】
アイゴは内臓が臭いという話を聞いたことがあったので、少し考えましたが、ムラソイと同じく、下処理なしで丸々焼きました。

結果、腹回りの肉は独特な臭みがあるものの、嫌な臭みではなく、むしろ個性、といった感じで美味しくいただけました。
たまたま良い個体だったのかもしれません。

アイゴ完食

完食です。
サイズを測り忘れていたので食後の測定。

薪の香りとの相性も良かったですね。
ローズマリーなどの香りも合いそうでしたので、薪に水を浸す際にローズマリーを一緒に入れてみたら面白いかもしれません。

最後に

さて、ウッドプランクグリル、いかがだったでしょうか?
肉も木の香りがついて美味しくできますが、鱗が勝手に取れてくれるし魚とウッドプランクの相性は抜群ですね。

とても簡単ですので、ぜひ試してみてくださいね!

おまけ

お刺身でも食べられる赤海老です。
焼き上がりの写真はありませんが、美味しく出来上がりました。

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おぎやはぎのハピキャン ~キャンプはじめてみました~
赤海老のウッドプランクグリル

卵を殻のまま直火焼きしてみました。
慣れれば上手く出来そうな気はしますが、破裂してしまいました。
画鋲かなんかで殻に少し穴を開けておけばよかったかもしれません。

また色々チャレンジしてみたいと思います。
最後まで読んできた抱きありがとうございました!

直火で破裂した卵